SNS利用者18〜65歳の傾向

先日行った、ソーシャル系サービスに関するリサーチですが、あらゆる詳細データを解析するために、前回ご紹介したリサーチ参加者総数2679人の中には、設問1、2で分かる通り、現在4大ソーシャル系サービスであるFacebook、Twitter、mixi、LINEのいずれも利用していないユーザーも含まれていました。

今回のリサーチデータ分析では、以下の条件に絞り詳細分析を行いました。

  • 4大SNSの内いずれかでも現在利用中のユーザーである
  • 18歳から65歳

上記のような条件を加えリサーチ結果を見ていくと、
より今後のSNS活用のヒントとなるデータを読み取ることができた。

条件該当者数:683名
性別

上図は現在いずれかのSNSを利用している18〜65歳までの男女の比率を表したものだが、同年代において各SNSサービスをやめたと答えた人は以下のような結果となった
SNSをやめた18〜65歳
この結果を見ると、わずかではあるがFacebookをやめる男性の確立は低く、比較的新しいLINEは女性の定着を獲得していると見ることができる。

ただ、今後SNSをやめる確立に関してはこのリサーチ結果から6〜8パーセントがSNS離れしていくと考えてみても良さそうだ。
また、次回同様のリサーチを行う場合は、これらSNSを辞めた属性に対しインターネットの傾向を問うリサーチを行ってみてもユニークなデータを集める事ができ、今後のインターネットにおけるビジネス活用の方向性を見つけ出すきっかけになるとも考えられる。

例えば、各種端末での検索頻度や購買経験、メールマガジンの講読傾向や頻繁に閲覧するWebサービスの傾向などを調査しSNS継続ユーザーと比較すると特定の商品やサービス、年齢層において顕著な差が出るかもしれない。

また、下図2つは今回の「4大SNS利用者18〜65歳683人」における年齢分布と職業分布である。
年齢

職業別

まずは、前回のリサーチデータにはSNSを辞めた属性とSNSを利用していない属性が含まれていたものを除外し、各SNSサービスの傾向を分析してみた。
Q1

この結果からFacebookとTwitterの両方を利用しているユーザーが多いことが分かる。
また、併用する割合は男性42.9%、女性36.9%と男性に併用する傾向が多い。

次にmixiとLINEの実態を聞いた設問2ではmixiは利用しているがLINEは利用したことがないと答えたのが238名で35パーセント、mixiは使っているがLINEは辞めたと答えたのが14名2パーセント。実にいずれかのSNSをしている683人の内432人63.3%がLINEをはじめているというところからも、その勢いを感じることができる。
Q2

そして、設問3と4を比べていただきたい。
設問3はFacebookを閲覧する際の端末傾向、そして設問4はTwitterを閲覧する際の端末傾向である。(*「無回答」は、Facebook及びTwitter利用していない属性。設問設計時に回答者条件を付与している)
Q3
Facebookをしていると答えた503人の内41.7%に当たる210人がパソコンでもFacebookにログインしておりフューチャーフォンに限っては26パーセントと約4人に1人までの割合まで下がってきている。

次にTwitterの傾向を見るとフューチャーフォンでも利用すると答えた人は458人中180人(39.3%)とスマートフォンに乗り換える傾向が強い中、Twitterが媒体を選ばず手軽に楽しめるSNSであると言った特徴を強く表す結果となった。
Q4

そして、次の2つの図は、Facebook及びTwitterを利用する際に最も多く利用する端末をリサーチした結果であり、どちらも半数以上がスマートフォンを使ってこれらのSNSを利用していることが明確となった。

この結果と設問9で問うた各SNSをきっかけにホームページやブログなどへアクセスした経験の結果を見ると、実に全体の65.4パーセントに当たる447人(クロス集計条件該当者数:683人から下図の「これらをきっかけに、企業のHPやブログにアクセスした事はない」と答えた236人を差し引いた人数と割合)がSNS経由で企業ホームページやブログを閲覧していることが明確となり、今後のスマートフォン対応やレスポンシブWebデザインの採用が急務であることが伺える。
-Q9
また、今回のリサーチと昨年9月に行ったSNS利用に関するリサーチのデータと見比べてみると、スマートフォンユーザーの増加と、スマートフォンからHPにアクセスした際、スマートフォンに最適化されたデザインでなかったばかりに、閲覧を中止したという回答が全体の35%もあり、またスマートフォンでそのまま商品購入や資料請求などをしたと回答したのはわずか5.4%という結果からも、今後SNSをビジネスに取り入れようとしている企業にとってはレスポンシブWebデザインもしくはスマートフォンサイトの準備が急務といえます。

(レスポンシブWebデザインの採用及びスマートフォン専用サイトの作成には、状況によってメリット、デメリットがございます。詳しくはこちらでご確認ください。 レスポンシブWebデザインのメリット

Q6

そして、次の2つのグラフはそれぞれ上から、【有料】のイベントやセミナーに参加経験、下図は【無料】のイベントやセミナーに参加経験とリサーチしたもので、どちらも約1割前後がFacebook経由でイベントに参加した経験を持っていることが分かる。
qQ7

こうやって見てみると、有料無料に限らずイベントへの参加となれば実名制のSNSの方が有利なのかと考えがちになるが、匿名性のTwitterでも十分な成果を上げることは可能だと考えることができる。
Q8
また、mixiはともかくFacebookとTwitterの連動は簡単にできることから、これらの連動を上手に行うことで、SNSからの集客効果を期待できることと、そしてその割合は17〜20パーセントは期待できると言った、今後SNSを使った集客での成果評価の目安としてこの数字を参考に改善、次の戦略に結びつけることが可能なのではないだろうか。

SNSQ10
最後に、これら4大SNSのいずれかを利用している18〜65歳のユーザーでは、頻度が高い上位2つのサービスを選んでもらった設問12では、【1位Facebook2位LINE】が683名中17パーセントに当たる116人と2位以下に倍近い差をつける結果となり、このことからも今後のLINEのビジネス活用情報から目が離せなくなるといった、今後のSNSビジネス活用の情報収集に欠かせないデータを得ることができた。

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